ある深夜
私はほろ酔いで、とあるBarのカウンター席にひとり、酒を注文する
若いバーテンの男が私の注文した酒をカウンターに置いて、それと同時に金属製のバラバラの形のパーツを10個程差し出してきてこう言った
「これが出来たら僕があなたに何か一杯奢りますよ」
何かと思えば、それはそれらのパーツをうまく組み合わせて積みあげていくとピラミッド型になる、という立体パズルらしい
店員の彼が客に奢るというからにはそれなりの難易度なのだろう
店内にはわたしの他に女性客がもうひとり、カウンターの端に座っているのみ
その女性がなじみ客で何か話こみたい事でもあるのか、それともふらっと入ってきたこの酔っ払い女の相手をするのが面倒だとか、まあそんなところだろう
どちらにせよ、この客はしばらくこれで遊ばせておこう、という感じが見え見えだった
まあその気持ちもわからなくはないし、特にそのバーテンに相手をしてもらいたいとも思わなかったので私は素直に、そのパズルを手にとった
ただ酒を嗜む間の手なぐさみだし、
別にヤツに奢ってもらいたいわけでもないし、適当に…
なんも、なんも考えない、
ただパーツを手に取って積む
積む、積む、‥
積む、積む、‥積む‥、積む
積む‥‥
ーーあ‥あれ?、出来ちゃった‥‥
何と
適当に手にとって詰んだだけ、のはずなのにものの数十秒でそのピラミッドパズルは完成してしまった
その時のバーテンの鼻白んだ表情といったらーーー
キミは客商売には向いていないよ、と言えるものなら言いたかった
まぁだけどこんな事になるとはわたしだって思わなかったし
こんなにすぐ解けちゃうとわかっていたならわざとでももっと時間をかけたよ、と自分は悪くもないのにどうにも情けない気持ちになってしまった夜だった
ーーーで、何が言いたいかというと「無になる」と普段では考えられない能力が発揮できることがある、という話です
後日わたしは同じパズルを入手して再び挑んでみた だってあれはとても不思議な感覚だったのだ
もう一度あの夜のパーツ積む感覚を味わってみたい
なのに、だ 今度はどうやってもできない、時間をかけても何してもそのピラミッドを積むことができない
わたしは悟った、あの日あの夜の自分が特別だったのだと
あの日はほろ酔いだったのだけど、妙に頭の中が静かだったと思う、酒をのんで一人になった時なんかにたまにそんな感覚になることがあるが「思考が止まる」というか「無」というか頭と心が静かな湖のような状態だったと思う
静かなるゾーン体験というのかわからないがいつもの「頭で考えた行動」ではなく「体が勝手に正解の行動をする」のだ、なんていうか「無限大の能力を内包した無の状態」、みたいな感じ
この感覚を知ってからわたしは「探しもの」をするときに訓練だと思って「何も考えずに全集中」(数秒なら多分誰でもできるはず)してみることにしている
すると気づくと勝手に体が動き、思ってもみなかった所の扉を手が勝手に開けていてそこにいくら探しても見つからなかった「探しもの」がある、となるのだ ほんとに見つかります
わたしなりの集中のコツは耳と耳をつないだあたりの頭の中に一本ピーンと糸や線が張られる感じ(伝わるのか💦)です
まあ、山に一年くらい籠ったら何もしなくても蘇ってくる野生の本能のようなものだとは思うけど憧れはしてもそんな簡単に山に籠れませんしね鬼殺隊でもないですし
なので「探しもの」がちょうど日常でこの感覚を訓練するのにぴったりだし、それにわたしは年がら年中「探しもの」をしてるタイプの人間なんですが
でもやっぱり「探しもの」なんかよりパズルのほうが楽しいよな、
と思って当時やったパズルを探してみたけどすでに販売されてなかったので同じような難易度で訓練に使えそうなパズルを探してみた
こんなのとか
| こんなのがよさそう |
この感覚はほかにも「車どこに停めたっけ…」とか「どれにしよう…」とかにはすぐ役に立つし
強化すればもっと色々な場面で使えると思うので、もし興味があったらやってみてちょ♡
わたしの最初の体験みたいにほろ酔いでやるのもオツですがこの能力(大げさか…)強化のためだったら
・音叉を鳴らす(体にダイレクトに任意の周波数が響くのがよさそう)
・瞑想する(このパズルを無心にやればそれが瞑想といえるかな?)
・お香を焚きながら(嗅覚は脳にダイレクトに届くからよさそう)
こんな助っ人アイテムもあります
どう?やってみたくなったでしょう?
さあ、あなたもレッツ無の無限大♾️
あなたもあなたの「探しもの」を見つけに行こう♪
P.s. そもそも「失くさない」ていう能力を強化したほうがいいのか悩んでます
